また遺品を見つけました
お盆が過ぎ、仏壇を掃除していたときのこと。
引き出しの中身をすべて出して整理していたら、ふと主人の古いメガネが出てきました。
亡くなる直前までかけていた高価なメガネは、主人が可愛がっていた後輩が「形見に」と引き取ってくれたので、安心して託すことができました。
今回見つかったのは、それより前に長い間愛用していた一本。
- レンズは片方だけしか残っていない
- フレームは錆びて曲がっている
- けれど、私の中で一番「主人らしい姿」を思い出させてくれるメガネ
子どもたちは「いらない〜」と即答。
正直、私も「もうしまっておく必要はない」と思いました。
引き出しの奥に置いたままでは、終わりのない保管になってしまう。
だから私は決めました。
遺品供養に出そう、と。
心の中で主人を供養しているから、それで十分。
物に縛られず、前を向いて生きていきたい。
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