54歳、自転車でしまなみ海道へ。「今を生きる」を胸に

54歳にして、初めての自転車旅に挑戦しました。
祝日を使って2泊3日、ロードバイクでしまなみ海道を走破。

広島県尾道市から愛媛県今治市まで、島々を橋で渡るこのルートは、サイクリストの憧れ。
旅のスタートは尾道でレンタルしたロードバイク。ヘルメットは、息子のお下がりを大事に持参しました。


◆ 1日目:尾道 → 伯方島へ

瀬戸内の景色に心を奪われながら、自転車をこいで進む旅。
初日は伯方島まで走り、島で一泊。

しまなみ海道は日差しが強く、体力も奪われがちですが、島ごとに違う雰囲気や風景が楽しくて、どこまでも走り続けられました。
途中でしっかり塩分と水分補給をしながら、無理せず、安全に。


◆ 2日目:伯方島 → 今治城

翌朝は伯方島から再びスタートし、ゴールは今治市の今治城。
ゴールの瞬間は思わず「やったー!」と叫びたくなるような達成感。

「私、まだこんなに走れるんだ」
「54歳でも、できることがいっぱいある」
そう思わせてくれた、かけがえのない旅になりました。


亡き夫の言葉から──「今を生きる」

この旅の間、ふと思い出していたのは亡き夫の言葉でした。

がん闘病中だった夫は、
よくこう言っていました。

「あれもしたい、これもしたい」
「治ったら、やりたいことがいっぱいあるんだ」

でも、その「治ったら」は、叶いませんでした。

それをそばで見ていた私は、心に強く刻みました。
「やれるときに、なんでもする」
未来は誰にもわかりません。
だから、今、やれることを全力でやるんです。


年齢なんて、ただのおまけ。

自転車で旅に出る。
そんなこと、若い人だけのものじゃない。

やってみたいと思ったときが、「今」。
年齢なんて、おまけ。
大切なのは、**“今を生きる”**という気持ちです。


🌱 おわりに

  • 「いつか」じゃなくて「今」
  • 「できるかな」じゃなくて「やってみよう」
  • やりたいことは、後回しにしない

夫の願いが叶わなかったからこそ、
私は、自分の人生を精一杯楽しみたいと思っています。

これからも、年齢にとらわれず、心が動く方へ。
“今を生きる”旅を続けていきます。

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