目次
1. 雑談を求めてやってくる患者さんたち
私が働く調剤薬局には高齢の独居患者さんも比較的多い。
処方箋を持って来るだけでなく、むしろ「ちょっとしゃべりに来たのよ」と言ってくださることもしばしば。
医院の待合室は、いつの間にか井戸端会議の場に早変わり。
天気やニュース、昔話から健康相談まで、話題は尽きません。
2. 「たらこ先生ヘルプ!」出動要請
そんな待合室が盛り上がりすぎて、ついに混雑してくると――
「たらこ先生ヘルプ!」
医院のスタッフさんから私に出動要請が入ります(笑)
3. 薬局で続・うちわ会議
私は薬局から駆けつけ、患者さんたちの話を聞きながら、そっと薬局へ誘導します。
すると今度は、薬局の待合スペースで「続・うちわ会議」が自然にスタート。
薬の説明もしっかり行いますが、半分以上は雑談かもしれません(笑)
でも、それが大切な時間なのです。
4. 雑談の中にある、心のサイン
「ちょっと話したかっただけ」
「誰かとしゃべると元気出る」
そんな一言の中に、孤独や不安が隠れていることもあります。
薬剤師だからこそ気づける、ささいな変化もある。
お薬以上に“心の処方”が必要な時もあるのだと感じます。
5. 地域薬剤師としての役割
毎日、薬局のどこかで誰かのうちわ会議が開催されています。
診察より雑談がメイン?なんて思う日もあるけれど、それもまた大事な役目。
処方せんだけでは見えない「生活」や「気持ち」に触れることで、
地域に根ざした薬剤師として、少しでも支えになれたら嬉しいなと思います。
今日も、たらこ先生はゆるっと出動中です🚶♀️
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