先生に食べてほしくて”と、農家の患者さんが持ってきた宝物

患者さんとのエピソード

おはようございます。 44歳で夫と死別、こどもたちは独立、ひとり暮らしになったそらまめです。

今日は、ちょっと泣きそうになった話です。

調剤薬局で働いていると、いろんな出会いがありますが、

「この仕事を続けてきてよかったな…」としみじみ思える瞬間がありました。

いつも来られる、MIFUNEさん(60代の農家さん)。

MIFUNEさんは脳梗塞を起こしてしばらく入院していました。発する言葉にもつれつつも、

「先生に、収穫したてのトマト。食べてほしくて。」

小さな袋を渡してくれました。 

もう、それだけで胸がいっぱい。

早速、夕食にそのままがぶり!  あまい、あまい

トマトの甘さが泣けるんです。 



この仕事、日々は大変だけど。

こういう瞬間があるから、頑張れます。

トマトって、赤いけど…心まであったかくなる不思議な食べ物ですね。


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